浄 土 宗
佛性山楠公院
正 縁 寺
浄土宗の教え
開祖: 法然上人
開宗: 今から800年ほど前 承安5年(1175年)
御本尊: 阿弥陀仏(阿弥陀如来とも申します)
教え:
阿弥陀仏のお誓いを信じ「南無阿弥陀仏」とその御名をとなえることによって
どんな罪も苦しみも消え、また明るい安らかな毎日を送ることができると共に、
そのままの姿で立派な人間へと向上して浄土に生まれることを教えています。
お経:
お釈迦さまがお説きになった『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀仏経』などの三部経を読みます。
『阿弥陀経』~極楽浄土はどういうところかということが説かれています。
『観無量寿経』~極楽浄土に往生する方途が詳説されています。
『無量寿経』~阿弥陀仏の修行時代の衆生救済の本願とその願いが成就してからの御利益がのべられています。
浄土宗の作法
合掌:
仏殿に参拝する時の基本動作で両掌を正しく左右揃え胸のあたりにやや斜めに堅く合せます。
両手を一体に合わせて一心の表示とし心身ともに落ち着いて、右を御仏・左を我が身とし
合掌は仏凡一体、両掌のしわ合せは「しあわせに」通ずと説く人もあります。
礼拝:
礼拝は合掌すれば自ら動作となって現れる身心恭敬の形です。(恭敬とは、つつしみうやまうこと)
焼香:
焼香は内外清浄にして諸仏諸菩薩の来臨を仰ぐために、「仏の使い」といわれる薫香をくゆらせて自ら心身ともに浄化する作法です。
数珠:
数珠は念珠とも書きます、仏前にお参りする時の持ち物として欠かせないものと考えられています。
色々の種類がありますが、浄土宗の信徒は主に日課数珠を使います。
袈裟:
袈裟は数珠と並んで信者の標識とも考えれれるものです。剃度の式を受けて正しく仏弟子となったものが初めて着用できます。
一枚起請文
元祖、法然上人がお書き残し下さったご遺言であり、その一生を通じて私共にお教え下さったお念仏の真髄(浄土宗の信心のきめ方実践の方法)が印されています。